姫野和樹さんは、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEのトヨタヴェルブリッツに所属でチームの共同主将です。

中学生の頃ラグビー部に勧誘されたことがきっかけで始めました。
家庭の経済状況が苦しい生活を送っていた姫野和樹さんは、せっかく選抜のチームに選ばれても遠征費用が工面できず辞退することもありました。

大学卒業後は、トヨタ自動車ヴェルブリッツに加入しキャプテンに就任しました。

そして、2017年にリポビタンDチャレンジカップ2017オーストラリア代表戦にて日本代表初キャップを獲得し、2019年にはラグビーワールドカップ2019の日本代表に選ばれました。

2023年、ラグビーワールドカップ2023フランス大会の日本代表登録メンバーにも選ばれ主将を務める事が発表されています。

身長は187㎝で体重は112キロです。
中学入学した時にすでに170㎝あり中学3年生で187㎝まで伸びていたそうです。
日本人男性の平均身長が約172㎝なので、姫野和樹さんは15㎝も高いことになります。

高身長だけではなく体格も良かったため、練習では本気禁止令が出されていたそうです。
また、空手有段者の教師を腕相撲で骨折させてしまったこともあるそうです。

ラグビー選手は体を大きくするためパワーを上げるためにウェイトトレーニングを基本行います。

しかし、姫野和樹さんはそれだけではありませんでした。
元々、大きい筋肉だけを鍛え上げでいましたが2022年の春、試合中に左脚上部の大殿筋の腱が切れるという怪我をしました。
その時に手術をするのか悩んだそうです。その時にアスレチックトレーナーの佐藤義人先生から「絶対に手術しないほうがいい」と言われました。
また、「ケガをした場所の周り、体の芯にある小さな筋肉をじっくり強化していけば、必ず元通りになる」とも言われ体のコアにある「小さな筋肉」インナーマッスルを鍛えていったそうです。

なので、姫野和樹さんの筋肉は大きい筋肉だけではなくインナーマッスルも鍛えられた体のようです。

上記にも記載していますが、姫野和樹さんはもちろんインナーマッスルだけを鍛えているわけではありません。
姫野和樹さんだけに限らずラグビー選手は基本的には大きな筋肉を鍛えているようです。

そこで、姫野和樹さんがどのようなトレーニングをしているか調べてみました。

まずは、ベンチプレス・スクワット・デッドリフトです。
これは「ビッグ3」と言われるほどで胸や肩、上腕三頭筋、脚、大殿筋、腰、背中にある大きい筋肉を鍛えるようです。

ベンチプレスでは、170キロを上げスクワットは230キロ、デッドリフトはどのくらいかはわかりませんがきっとかなりの重さをあげていると思われます。
このベンチプレス170キロというのは日本代表でも1番か2番の重さだと2019年のインタビューで答えています。
「これを挙げられなかったらワールドカップで勝てないぞ！」と言い聞かせながら取り組んでいるそうです。

このような過酷なトレーニングを続けている姫野和樹さんだからこそ世界とも渡り合える肉体を手に入れているのでしょう。
姫野和樹さんの腕回りは44cmとかなり太く両腕に女子高生2人を両腕にぶら下げて軽々とリフトできるほどです。
さらに、握力も80キロとすごくリンゴを片手で握りつぶす怪力を持っています。

また、ラグビーは力だけではなくスピードも大事です。姫野和樹さんは大きな体ですが、50メートルを6.5秒という速さで走るそうです。

アスリートなら食事に気をつかっているイメージですが、姫野和樹さんももちろん気をつかっているようで「栄養フルコース型」の食事というものを食べているようです。
「栄養フルコース型」の食事にはコンビニで購入した100％オレンジジュースとヨーグルトを追加して完成です。

「栄養フルコース型」の食事の内容は
①主食
②おかず
③野菜
④果物
⑤乳製品
の5種類で完成のようで脂質を抑え高たんぱく質の食事のようです。

また、姫野和樹さんの「パワーの源」はうなぎだそうで週に一度のペースで「うな重」を食べに行くようです。
こちらも高たんぱくで低カロリーの食になります。うなぎは動機能の維持や肉体づくりに役立つ栄養も豊富でさらに抗疲労物質の「カルノシン」なども入っているためアスリート選手にはもってこいの食材なのかもしれませんね。