名前：佐野 海舟（さの かいしゅう）
生年月日：2000年12月30日
出身地：岡山県津山市
身長：176cm

佐野海舟は、ブンデスリーガ「1.FSVマインツ05」所属のプロサッカー選手で、日本代表としても活躍しています。

小学生の時に地元・岡山県津山市のサッカークラブ「FCヴィパルテ」でサッカーを始め、高校は鳥取県内屈指のサッカー強豪校である「米子北高校」で活躍しました。

高校卒業後の2019年に「FC町田ゼルビア」に入団してプロサッカー選手となり、2023年に「鹿島アントラーズ」へ完全移籍。
2024年7月3日にブンデスリーガ「1.FSVマインツ05」への完全移籍が発表されました。

日本代表としては、2023年に開催された「2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選」に怪我で辞退した伊藤敦樹の代替選手として追加招集され、11月16日のミャンマー戦で代表初出場を果たしました。

しかし2024年7月に30代女性に対し性的暴行をしたとして、不同意性交容疑で警視庁に逮捕されたことが話題になりました。
佐野海舟は容疑について「間違いありません」と認めましたが、同年8月に不起訴となり、その後マインツ対モンペリエの親善試合で海外プロサッカー選手としてデビューしました。

ここではそんな佐野海舟の実家と家族についてまとめました。
幼い頃からサッカーに励んできた佐野海舟が生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報をお届けします。

佐野海舟は岡山県津山市出身で、実家も津山市にあります。
出身小学校は津山市志戸部にある「津山市立鶴山小学校」ですが、実家は津山市籾保にあります。

佐野海舟が実家で暮らしていたのは中学生までで、当時は地元のサッカークラブ「FCヴィパルテ」に所属していました。

その後、鳥取県にある「米子北高校」への進学を機に実家を離れ、鳥取県での寮生活をスタートしました。

ここからは佐野海舟の家族についてお届けします。

佐野海舟の家族構成は、父親・本人・弟の3人家族で、2人兄弟の兄として育ちました。

母親は佐野海舟が小学生の時にいなくなったとされています。
弟は同じくプロサッカー選手の佐野航大です。

佐野海舟の父親・佐野龍一さんは、インターハイや国体に出場経験がある元スキー選手で、現在の職業は佐野海舟や弟のマネジメントを行う会社の経営者です。

佐野海舟が所属していたFCヴィパルテでサッカー指導を行なっていたこともあり、佐野海舟はスポーツマンな父親の指導によりサッカー選手としての基礎を築きました。

佐野海舟の名前は父親が命名したもので、父親が勝海舟が好きだという理由で名前を貰ったことが由来です。

父親は子供たちに対して常に「スポーツは楽しむもの」という教えを説き、「いい顔でプレーすればいいプレーができる。そして楽しむために努力することが大切」と指導してきました。

佐野海舟がJリーガーとなった際も「誰もがなれる職業ではない。プロ選手としていい顔でプレーし、子どもたちに夢を与えられる選手になってほしい」と語るなど、楽しんでスポーツをすることを大切にしています。

父親は2023年にJリーガーの息子たちのマネジメントを行う会社を設立し、会社のホームページには息子たちの有料ブログが開設されるなど、親子二人三脚で活動しているようです。

佐野海舟の母親については、詳細な情報が一切公開されていません。
というのも、佐野海舟の母親はどうやら佐野海舟が小学校低学年の時に「急にいなくなった」とのことで、それからは父親と弟と3人家族で暮らしてきたというのです。

佐野海舟の母親がいなくなったという情報は、性的暴行で逮捕された際の報道で明かされていました。
記事に「海舟は小学校低学年の頃にお母さんが急にいなくなって大変な思いをしてきたはずです」という一文が掲載されており、母親がいなくなって寂しい思いをしてもなお、それをバネに弟と共にサッカーを頑張ってきたことが明かされていました。

母親がいなくなったことをバネにサッカーを頑張ってきたという言葉からも、母親は家を出て以降家族のもとには帰ってきていないことが窺えます。

父親は2人の息子たちを一人で育て上げ、2人ともプロのサッカー選手になりました。

名前：佐野 航大（さの こうだい）
生年月日：2003年9月25日
出身地：岡山県津山市
身長：176cm

佐野海舟の弟は、オランダ1部エールディヴィジのサッカークラブ「NECナイメヘン」に所属するプロサッカー選手です。

弟は兄と同じく米子北高校に進学し、1年生の時から背番号10を背負ってエースとして活躍しました。
高校時代は3年連続で全国高等学校サッカー選手権大会に出場し、2021年のインターハイでは準優勝を成し遂げ、個人として大会優秀選手に選ばれたほどの実力者です。

佐野海舟の弟・佐野航大は、高校卒業後に「ファジアーノ岡山」に入団してプロサッカー選手となり、2023年にオランダ1部エールディヴィジの「NECナイメヘン」へ完全移籍しました。

日本代表としては、2024年6月にアメリカのカンザス州で行われたU-23アメリカ代表との強化試合に招集されました。

パリオリンピックでは男子サッカー日本代表のバックアップ選手に選ばれていましたが、バックアップ選手も代表に帯同しなければならないことに所属クラブのNECナイメヘンが難色を示し、バックアップを辞退することになりました。

今後の活躍によっては本格的に代表選手に選出される可能性が高いので、弟の活躍も応援したいですね。