名前：植田 直通（うえだ なおみち）
生年月日：1994年10月24日
出身地：熊本県宇土市
身長：186cm

植田直通は、鹿島アントラーズ所属のプロサッカー選手です。

小学校3年生の時に地元の緑川少年スポーツクラブでサッカーを始め、中学卒業後に全国大会やプロを目指せる環境でサッカーに打ち込むため、地元の強豪校「熊本県立大津高校」に進学しました。

高校1年生の時からスタメン起用され、3年生の時に主将に就任。
高校最後の年に県大会で優勝し、天皇杯や全国高校サッカー選手権大会に出場しました。

高校卒業後は浦和レッズ、横浜F・マリノス、川崎フロンターレ、FC東京、名古屋グランパスなど強豪クラブから獲得オファーを受けましたが、2013年に鹿島アントラーズに入団しました。

2018年にベルギー1部リーグのサークル・ブルッヘに移籍、2021年にリーグ・アンのニーム・オリンピックに移籍し、2022年に鹿島アントラーズに完全移籍して古巣チームへ復帰しました。

日本代表としては、2015年にオーストラリアで行われた「AFCアジアカップ2015」で日本代表に初選出され、2016年に「AFC U-23選手権2016」にも選出。
「リオデジャネイロオリンピック」にも出場しました。

2017年には「EAFF E-1フットボールチャンピオンシップ2017」の日本代表メンバーとなり、2018年には「FIFAワールドカップ2018」の日本代表メンバーに選出されました。

2020年にオランダ・ユトレヒトで行われた国際親善試合のコートジボワール戦で、後半アディショナルタイム1分に代表初得点を決めるなど、さまざまな大会で活躍した経歴の持ち主です。

ここではそんな植田直通の実家と家族をまとめました。
生まれ育った実家の場所と地元エピソード、父親・母親・兄弟など家族の情報、2024年のミス・インターナショナル日本代表に選ばれた妹の詳細をお届けします。

植田直通は熊本県宇土市出身で、実家も宇土市にあります。

熊本県宇土市は2016年に発生した熊本地震の被災地で、実家も地震の被害に遭いました。

熊本地震はマグニチュード6.5、最大震度7の地震が発生し、植田直通の実家がある宇土市も震度5強の揺れに襲われ、市役所は半壊状態となりました。

当時、植田直通は鹿島アントラーズでプレーしていたため実家を離れて寮生活を送っていましたが、シーズン中にもかかわらず被災した地元に駆けつけ、ボランティアを行なったことが明かされています。

地震発生後、植田直通はすぐに家族に連絡を取り、幸い全員が無事であることを確認。
しかし故郷が被災した光景を目の当たりにし、クラブ側に「熊本に行きたい」と直訴して1泊2日の強行日程でボランティアに駆けつけました。

「手伝えることがあれば、何でもする」と声をかけてくれたチームメイトの小笠原満男をはじめ、植田直通の気持ちを汲んだ西大伍、久保田和音、鈴木優磨、垣田裕暉も同行し、支援物資を積んだ自動車で避難所を回って物資を配りました。

ここからは植田直通の家族についてお届けします。

植田直通の家族構成は、父親・母親・姉・本人・妹の5人家族で、3人兄弟の真ん中として育ちました。

植田直通の父親・太実男(たみお)さんは一般人のため、職業や経歴などの詳細な情報は公表されていません。

しかし植田直通の名付け親は父親であることが判明しており、「真っ直ぐ素直に生きてほしい。植田家の人間は筋を通す人間でないといけない」という思いが込められて命名されたことがわかっています。

植田直通の母親・植田俊子さんは、スポーツ紙などの取材に応じることがあり、2016年の明治安田J1第1ステージ最終節をスタンドで観戦するなど、息子の活躍を積極的に応援する母親であることがわかっています。

鹿島アントラーズが優勝した際には「直通、本当におめでとう。サポーターの皆さんに応援してもらう息子の姿をスタンドで見ることができ、私も幸せです」とコメントしました。

幼少期の植田直通について語ったこともあり、小学生の時から同級生の中で一番身長が高く、大人しくて優しい人見知りな性格だったことを明かしています。

小学校の時、母親の誕生日に肩たたき券をプレゼントしたり、祖母が夫を亡くして悲しんでいる時に「僕が守ってあげる」と声をかけたりと、とても家族思いな子供だったことが明かされていました。

植田直通には姉と妹がおり、3人兄弟の真ん中として育ちました。
姉は3歳年上、妹は4歳年下です。

姉は一般人のため詳細な情報は公表されていないものの、妹が2024年度の「ミス・インターナショナル日本代表」となったことが報じられ話題になっています。

妹は家庭科教師として働くかたわらモデルとしても活動する植田明依です。

「2024ミス・インターナショナル日本代表選出大会」で全32名のファイナリストの中から1位に輝き、2024年開催の「第62回 ミス・インターナショナル世界大会」への切符を手に入れました。

植田明依は「日本代表として、みんなの挑戦やこれからの夢を代表し、より良い社会を作るために精一杯前に進んでいきたいと思います」と決意を表明。

兄の植田直通についても「いつか兄に追いついて、世界と戦えるような人になりたい、兄妹で協力して一緒に上に上がっていけるようになりたいと思っていたので、日本代表になれたことを誇りに思いますし、幸せです」とコメントしました。

また、実家のある熊本でのインタビューも話題になりました。

ミス・インターナショナル世界大会の本戦はもちろん、その後の活躍にも注目していきたいですね。