関根学園高校から北照高校へ2年次編入後卒業、日本体育大学体育学部体育学科卒業（特別卒業認定）。
1998年、長野オリンピック

2002年、ソルトレークシティオリンピック
2006年、トリノオリンピック
2010年、バンクーバーオリンピック
4大会連続日本代表として出場。

元妻は2009年６月に結婚した元フリースタイルスキー・モーグル選手の上村愛子さん。
2015年、全日本スキー連盟理事に就任

2016年、アルペンスキー・ワールドカップ2016実行委員会副委員長に就任
2017年、全日本スキー連盟常務理事、並びに強化部門トップとなる競技本部長に就任

2018年、アルペンスキー・ワールドカップ2020実行委員会副委員長に就任

2019年、ユニバーシアード冬季大会日本選手団団長に就任

2021年、一般財団法人冬季産業再生機構会長、日本オリンピック委員会
（JOC）選手強化事業専門部会サービスマネージャー、公益社団法人日本フェンシング協会理事、一般社団法人日本アーバンスポーツ支援協議会理事、 公益財団法人コーセー小林スポーツ財団理事、株式会社岩手ホテルアンドリゾート顧問兼スキー事業統括本部統括に就任

身長　173㎝
体重　88㎏
スキーは滑走中に体重の何倍もの重力がかかると言われています。

体の軸がずれてしまうと半月板もずれ、さらに重力がかかると痛めてしまいます。

普段からトレーニングで筋力をつけることを意識してケガをしないように準備が必要です。

4大会連続でオリンピックに出場した皆川賢太郎さんは、常に世界のトップクラスで戦い続てきました。

皆川賢太郎さんは、小柄な体で世界と戦い続けるために、トレーニングを大切にしてきました。
選手として活躍していた当初は、独学でトレーニングをしていた皆川賢太郎さん。

当時の日本のアルペンスキーは、体の小さな日本人の特徴を生かしていかに早く滑るか、が常識でした。

しかし、皆川賢太郎さんはあるサプリメントメーカーの人からアスリートは筋量がなかったら意味がない、今のトレーニングはスポーツの本質からずれていると言われました。

そして、皆川賢太郎さんはもっとウェイトトレーニングをしたほうがいいとアドバイスを受けました。

そこから、皆川賢太郎さんウェイトトレーニングを中心に筋肉量を付けるようトレーニングを見直し始めたそうです。

皆川賢太郎さんの食事について、現役中は食生活もストイックな生活をしていました。
また、元妻の上村愛子さんも同じトップアスリート。

基本的には上村愛子さんが料理を作り、食生活には人一倍気を付けてきたそうです。
フードアレルギーテスト（血液検査）を実施し、皆川賢太郎さんの体には鉄分が足りないことが分かりその後は、鉄分不足を補うためにレバーや色の濃い緑黄色野菜を積極的に摂るようにしているそうです。

体の代謝量も考えて、普通の量の食事をすると体重が増えてしまうために、春雨やそうめんを使うなど工夫をしているそうです。

皆川賢太郎さんは料理の見た目にも気を使っており、見た目が貧相になってしまうと精神的にも疲れてしまうため、煮たり焼いたりして工夫をしています。

アルペンスキーヤーは、マイナス10℃など気温が低い所でプレーするため、脂肪はある程度量が必要です。
また、スピードを付けるために体重もある程度必要となります。

しかし、体重をただ重くするだけでは膝に負担がかかりケガの原因になってしまいます。

身体をパワー系、スピード系と変化させるためたんぱく質を多くとるようにし、筋肉量を増やしながら脂肪を減らしてしまうとプレー中にエネルギー不足に陥ってしまいます。

筋肉とある程度の脂肪を意識しながら体重管理をしていかなくてはいけません。

トレーナーや専門知識のあるスタッフと常に管理をし、体重が減りすぎない、増えすぎないようにメンテナンスをし続けていました。