名前：角田大河（つのだ たいが）
生年月日：2003年5月21日
没年月日：2024年8月（21歳没）
出身地：滋賀県
血液型：B型
身長：165cm
体重：46.7kg

角田大河は、日本中央競馬会（JRA）に所属していた元騎手です。

父親はJRA所属の調教師で、現役騎手時代はジャングルポケットの主戦を務めて活躍した角田晃一。
兄は2021年よりJRA所属の騎手として活躍する角田大和という競馬一家に生まれました。

角田大河は2022年3月に38期生として同期の今村聖奈、佐々木大輔と共に騎手デビュー。
初騎乗にして初勝利を飾り、続けてのレースでも連勝を挙げたことで話題になり、デビューから2連勝を達成した史上3人目の新星騎手として注目を浴びました。

同年12月18日にG1初騎乗を経験し、2023年3月25日には重賞初制覇を達成。
年間36勝を挙げ、新人騎手特別賞を受賞しました。

日本ダービーでの騎乗も期待される中、後述する理由により2023年に騎乗停止処分となり、その後2024年8月に死去したことが発表されました。

ここではそんな角田大河の死因をまとめました。
人身事故や飛び込みと噂される死去の詳細、函館競馬場に車で侵入事件の発覚から死去までの経緯、自殺が噂される死因の真相など、角田大河の死亡にまつわる情報を詳しくお届けします。

2024年8月に死去したことが発表された角田大河ですが、死因は公式発表されていません。

ただし2024年8月1日に角田大河が起こした「函館競馬場に車で侵入事件」が関係し、自殺に追い込まれたのではないかという噂が浮上しています。

2024年8月1日、角田大河が乗用車で夜の函館競馬場に侵入し、芝コースを走行して一部を損傷させたことが明るみになりました。

車には他に同乗者1名がおり、角田大河が運転する車で芝コースに侵入し走行した後、通報を受けたガードマンにより制止されたとされています。

翌8月2日に事情聴取が行われ、函館競馬場に侵入した目的について角田大河は「函館港まつりの花火大会を見るためだった」と説明。
また、当時は飲酒運転ではないことを主張しました。

その後、JRAは角田大河の騎乗停止を発表しました。
発表によると「本会の騎手として重大な非行があったものと認められる」とのことで、即日騎乗停止処分が下されました。

2024年8月2日朝に行われた事情聴取のあと、JRAは角田大河に対し処分の通知をするため連絡を試みましたが、本人と連絡が取れなかったことが明かされています。

その後、同年8月10日にJRAの発表により、角田大河が死去したことが発表されました。
死亡した詳しい日付は公表されていないものの、8月9日に家族からJRAのもとに亡くなったという連絡が入ったとのことです。

死因については家族の意向で公表されていません。

角田大河の死去が発表された後、北海道内で起きた人身事故が角田大河の死に関係があるのではないかと話題になりました。

前述した通り角田大河は2024年8月2日の朝に函館競馬場で事情聴取を受け、同日に騎乗停止処分が発表されました。
午後にはJRAが処分に関する通知をするため角田大河に連絡を取ろうと試みましたが、この時にはすでに連絡がつかない状況だったことが明かされています。

これを踏まえた上で、同日に北海道内で発生した人身事故について見ていきましょう。

2024年8月2日15時10分頃、JR北海道の上野幌駅にて、人身事故が発生しました。

この人身事故に関してはニュースでも取り上げられており、UHB北海道文化放送のサイトにもネットニュースが残っています。

記事によると上野幌駅を通過中の新千歳空港発札幌駅行きの区間快速エアポートに若い男性がはねられ死亡し、警察が身元の特定を進めている状況であることが伝えられています。

男性はその場で死亡が確認されましたが、列車の乗客乗員約600人にケガはありませんでした。
この事故により1時間半以上にわたって列車の運転が見合わせとなり、約3万5000人に影響が出たことも発表されています。

運転手は警察への通報の際に「線路内に人がいてはねてしまった。運転中に発見したがブレーキを掛けたが止まれなかった」と説明したことが明かされており、警察が防犯カメラの映像を確認したところ他者の介在はなく事件性は薄いものと判断されたことも報じられました。

この人身事故により亡くなったのが角田大河ではないかと言われています。

駅を通過中の列車にはねられたことで遺体の損傷が激しく、身元の確認に時間がかかったようですが、事故現場に残された遺留品などから特定された模様です。

スポーツ紙記者によると8月6日にはトレセンに人身事故の話が広がり、関係者がショックを受けていたとの証言もありました。

その後、8月7日に「デイリー新潮」が角田大河の行方不明を報じました。
JRA側はこの間沈黙を貫き、8月10日に角田大河の死去を発表しました。

角田大河が人身事故で亡くなったとの噂が浮上したことで、死因は飛び込みによる自殺だったのではないかという説が囁かれています。

角田大河の死去が発表されたのは2024年8月10日ですが、その発表よりも前から角田大河の死去を知る人々のSNS投稿が確認されており、自殺をしたことを仄めかせる内容が複数見られます。

2024年8月2日23時11分に投稿されたこちらのポストには、「騎手として大成してほしかった。ポスト将雅本命の瑠星に待ったをかけられるのは大河だと思っていたのに」から始まる文章の最後に“安らかに眠れ”という意味の「R.I.P.」という追悼文が書かれています。

また、現在は投稿が削除されているのか確認できないものの、競馬関係者や知人のものと思われるアカウントから「なんでそういう結論に至ったんだよ、1番やっちゃいけない事しやがって」という投稿や、「ここぞとばかりに叩いた人、一生後悔するよ」などといった投稿もされていたという情報があり、近しい人物にはこの時点ですでに訃報が届いていたのではないかと考えられます。

こうした投稿がすべて自殺を仄めかせるような文章であったことから、人身事故は飛び込みによる自殺説が濃厚という噂に発展しました。

2024年8月9日、角田大河の死去が公表される1日前に、UHB北海道文化放送のネットニュースにて、人身事故で死亡した人間が滋賀県栗東市在住の20代男性であることが報じられました。