2010年、突如音楽シーンに現れた"セカオワ"こと「SEKAI NO OWARI」（世界の終わり）。ポップだったりダークだったり、どこかファンタジックなサウンドに赤裸々でリアルな歌詞が魅力のバンドです。現在10代〜20代の女性を中心に大きな支持を集めています。

メンバーは幼稚園からの幼馴染みで、2007年に現在のメンバー4人でバンドを結成。最初はBUMP OF CHICKENや銀杏BOYZのコピーバンドからのスタートでした。バンド名は、ボーカルのFukaseが精神病院に入院していた際に「世界の終わりだ」と思った経験が由来になっているそう。

メンバーが揃うのと時を同じくして、ボーカル・Fukaseの発案で、バンドメンバーが集うことができる場所を作ろうと自分たちでライブハウス「club EARTH」を立ち上げます。総工事費は600万円で、メンバーそれぞれが借金をして資金を集めたそう。こういったユニークな発想もセカオワの魅力の一つ。「club EARTH」では今でも様々なイベントが行われています。

2011年のメジャーデビュー後はライブ動員数をどんどん伸ばし、「RPG」や「炎と森のカーニバル」などのヒット曲を生み出します。2014年秋にリリースした「Dragon Night」は、サビの歌詞を空耳した「ドラゲナイ」としてネットを中心に大流行し、翌年の流行語大賞にノミネートされるほどに。

音楽性だけでなくライブでの演出面も優れたSEKAI NO OWARI。ライブのチケットはいつも争奪戦です。2015年に行われた日産スタジアムでのライブは2日間で14万人を動員。2017年にはドーム・スタジアムツアーに加えて、台湾でのワンマンライブも敢行しました！

セカオワのギターボーカルをつとめるFukase。クレジットなどでは「深瀬慧」という名前を使っています（苗字は本名ですが、名前は非公表）。1985年10月13日生まれ。血液型はB型で、身長は168cmと割と小柄です。セカオワの曲では、一番多くの曲の作詞・作曲を手掛けています。

高校時代にパニック障害を発症し、精神病院に入院していたこともあるという暗い過去を持っているFukaseですが、セカオワの赤裸々で直球、でもどこか幻想的な歌詞はそんな彼だからこそ書けるのでしょう。そもそもセカオワが誕生するきっかけとなったのも病気の体験があったからこそ。バンド名には「今が自分の世界の終わり、その終わりから始めてみよう」という意味がこもっているんだそう。

Fukaseといえば、一時期はモデルで歌手のきゃりーぱみゅぱみゅと交際していたことで話題になりました。2人は交際を一切隠すことなく、自らSNSなどに2ショットを公開していましたが、それはトップアーティスト同士の交際としては異例なこと。そのオープンな関係にファンは驚きつつも暖かく見守っていましたが、2015年夏に破局してしまいました。

現在はモデル・タレントの益若つばささんと交際しています。益若つばささんはバツイチでお子さんがいらっしゃるのですが、その息子さんとも3人で仲良くやっている様子。少し前には破局説も流れましたが、のちに事務所を通じて否定。結婚間近か？とささやかれています。

セカオワのシンセサイザー、ボーカル、コーラスをつとめるSaori。本名は藤崎彩織（ふじさきさおり）。1986年8月13日生まれです。バンドでは作詞作曲も手がけ、レコーディングの際にはディレクターとしての役割もつとめています。音大でピアノを学んでいたという経歴もあり、音楽知識・理論に優れているようですね。

バンドの音楽的な部分を支えているだけでなく、ビジュアル面でも人気の高いSaori。とってもお洒落で可愛いですよね。トレードマークの金髪ボブもお似合いです。番組で共演したPerfumeのメンバーはSaoriを生で見て「女優さんみたいに綺麗」と言ったんだそうです。

こちらはSaoriのすっぴん画像。ノーメイクでもこんなに綺麗なんですね…！「女優さんみたいに綺麗」と言われる理由も分かります。

2017年1月には、以前から熱愛報道があった俳優の池田大さんとの結婚を発表しました。池田大さんは「ポスト向井理」と言われているほど期待されている若手俳優。公私ともに順調そうで何よりです。

主にギター・コーラスを担当するNakajin。本名は中島真一（なかじましんいち）。2013年からセカオワのリーダーも務めています。 1985年10月22日生まれで、トレードマークはハットと黒縁メガネ。性格はSaoriいわく「真面目でストイック」だそう。

ギターの他にもベース、ドラム、パーカッション、ピアノ、シンセサイザー、ブルースハープなどたくさんの楽器を演奏できるマルチプレイヤー。その才能を活かして、セカオワのサウンドプロデュースを担当しています。セカオワの音楽の要は彼が握っていると言っても過言ではないでしょう。