アイドル界に一大帝国を築いたジャニーズ事務所の初代社長であるジャニー喜多川氏。

見た少年の10年後が分かると高い先見の明を持っていることでも知られていました。

ジャニー喜多川氏は、所属しているタレントの事を基本的に信用し、たくさん褒めて育てていたと言われています。
怒る時は怒り、褒める所はたくさん褒めるという、子育てのような理にかなった育て方をしていたのでしょうね。

芸能界のドンの一人とも言われていたジャニー喜多川氏の家族構成を調べてみました。

ジャニー喜多川氏は結婚したことはなく、生涯独身を貫いていました。

事務所のタレントたちが我が子のような存在になっていたのかもしれませんね。

ジャニー喜多川氏のお姉さんであるメリー喜多川氏。
プロデュースだけでなく、ジャニーズ事務所の副社長として経営者としても活躍していました。

メリー喜多川氏も芸能界で大きな権力を持っていました。
出版社やテレビ局などへの発言力は大きく、逆らうことができないとも言われていました。

メリー喜多川氏の娘・藤島ジュリー景子氏。
ジャニー喜多川氏の姪となります。
関ジャニ∞やNEWS、HeySayJUMPなど、多くの人気グループをプロデュースしてきました。

国民的人気だったSMAPの解散騒動。
この騒動のきっかけや原因に藤島ジュリー景子氏は大きく関係していました。

SMAPのマネージャーだった飯島氏。
国民的アイドルにのしあげたプロディース力を買われ、ジャニーズ事務所内でも大きな権力を持っていたようです。

それを不快に感じた藤島ジュリー景子氏との不仲がきっかけで解散騒動に発展したと言われています。

若い頃はタレントとして活動していたそうで、あの国民的ドラマ「3年B組金八先生」にも出演していました。

ですが、タレントとしてはあまり芽が出なかったようで、すぐにやめてしまったそうです。

ジャニー喜多川氏の家系でも十分スゴイのですが、驚きなのがお姉さんのメリー喜多川氏の夫、藤島泰輔氏の家系です。
藤島泰輔氏は本人が作家の上に、祖父が有名な実業家の藤島範平氏、父親も日本銀行の職員を務めた登山家である藤島敏男氏と、驚きの経歴の持ち主なんです。

調べてみると、ジャニー喜多川氏の年収は桁違いの額だったということが分かりました。

しかし、本人はお金を貯めるよりも、ステージパフォーマンスにお金をかけたいと考えていたようです。

芸能界のドンとも言われていたジャニー喜多川氏ですが、2019年7月にくも膜下出血のため87歳で亡くなりました。

ジャニー喜多川氏の死後、ジャニー氏の姪である藤島ジュリー景子氏がジャニーズ事務所の社長に就任しました。また、副社長には、元ジャニーズ所属のタレントで2018年に芸能活動を引退した滝沢秀明さんが、会長にはジャニー氏の姉のメリー喜多川氏が就任しています。

ジャニー喜多川氏の死から2年後の2021年8月、姉のメリー喜多川氏も亡くなりました。肺炎により93歳で亡くなったとのことです。

ジャニーズ事務所は創業当時から、ジャニー喜多川氏が人材発掘と育成、メリー喜多川氏が経営面を手掛けてきたと言われています。新体制になってからはジャニー氏の後継者を滝沢秀明さん、メリー氏の後継者を藤島ジュリー景子氏が務め事務所を支えてきましたが、2人の関係はあまり良くはなく確執も噂されていました。確執が原因かは分かりませんが、滝沢秀明さんは2022年10月に副社長を退任し、事務所を退社しました。

2023年3月、BBC（イギリス公共放送）で、ジャニー喜多川氏が過去に所属タレントたちに性加害を行っていたとの内容のドキュメンタリー番組が放送されました。これをきっかけに、元ジャニーズJr.たちが続々と実名でジャニー喜多川氏から受けていた性被害を告白する事態となりました。