生年月日：1989年1月3日
出身地：福岡県北九州市
生まれ育ち：長崎県諫早市
出身大学：日本体育大学
身長：161cm
体重：54kg

北京オリンピックでは団体戦での銀メダル獲得に貢献した内村航平さん。男子体操個人総合でも銀メダルを獲得し、10代では史上初という偉業を達成しました。

それから4年後のロンドンオリンピックでは、団体戦は銀メダルに終わったものの、個人総合では安定した競技で金メダルを獲得。

2016年のリオデジャネイロオリンピックでは、内村航平さん自らの悲願であった体操日本団体としての金メダルを獲得。

個人総合でも金メダルを獲得と、言うことなしのオリンピックでした。

2021年に開催された東京オリンピックには、鉄棒に絞って出場しましたが、予選で鉄棒から落下。決勝には進めず予選敗退という結果に終わりました。

輝かしい成績を残しながら、怪我にも悩まされてきた内村航平さん。2022年1月に現役を引退することを発表しました。引退会見では、今後は「体操に関わるすべてのことをやっていきたい」と話していました。

大学卒業後は、コナミに入社し社員として体操に励んだ内村航平さん。その生活の中で、かなりの偏食だった食事も見直し、大好きなチョコレートも断ち、野菜もしっかり食べるようになったんだとか・・・

確かに、オリンピック会場に大量のブラックサンダーを持ってきていたのは有名ですね。

コナミの年収は20代後半で約500万円前後ではないかと言われています。ただ、その他にもCMなどにも出演していたことや、会社からのプラスボーナスなどがあり、コナミに所属していた当時は全体でみると年収は数千万円はあったのではないかと言われていますね。

オリンピックで金メダルを取ると、いくらかの報奨金がもらえる場合があります。例えば水泳では金メダルを取ると、約3700万円もの報奨金がもらえるのだそうです!!

しかし他のスポーツから比べても体操で金メダルをとっても報奨金は約50万円とかなり低いことが分かります。

どの競技の方も金メダルを取ると言うことが凄いことですから、報奨金なんて関係ないですけどね!!!でも生活もあるからやっぱりお金は欲しいところです。

プロになるとどういった良いことがあるのでしょうか？たとえば、テニスプレイヤーの錦織圭選手の30億前後だと言われている年収の半分以上を占めるのがスポンサー料。

プロになると、このスポンサー料というのが鍵になるようですね!!内村航平さんも、2016年にプロに転身し2017年からはリンガーハットがスポンサーについてくれていました。当時の内村航平さんの年収は1億～2億円程とも言われています。

内村航平さんのご実家は「スポーツクラブ内村」という体操教室を営われています。自宅にこんな練習場がある環境なんてそうそうないですよね。

2階では母親の周子さんが、クラシックバレエを教えているそうです。3階からは居住空間となっています。

長崎県に移り住んだのを契機に、スポーツクラブを始めた内村航平さんのご両親。初めはなかなか生徒も集まらず、お父様がバイトをしたり、コンテナの中で生活をするなど苦労した時期もあったようです。

この時、3歳だった内村航平さんも体操を始めたのだそうです。

その後ご両親の営む体操教室も軌道に乗り、立派な体育館のような体操教室と、家族が一緒に過ごすことを大切にした36畳という広々としたリビングが印象的なご実家で、メキメキと体操の腕を上達させた内村航平さん。

こちらが金メダリストのお部屋!!ということですが、かなりシンプルですね・・・というよりも意外と狭いです。

しかしこういうところにも、一人でいるよりも家族でいる時間を大切にしたいと言うご家族の考え方があったのかもしれませんね!!

父・内村和久さんも内村航平さんと同じく体操選手として活躍されていました。内村航平さんの母校でもある日本体育大学をご卒業されており、高校時代には高校総体の種目別で優勝されるなど実力もある選手だったようです。

現在ではスポーツクラブ内村で指導者としてご活躍されていますが、内村航平さんを見ても分かるように、指導者としての実力もかなりある方のようですね!!

お父様は内村航平さんとそっくりだと話題になっていますね!!またメディアへ積極的なお母様とは違い、とても控えめなのも印象的です。思慮深く落ち着いた方なのかもしれませんね。

母・内村周子さんはツインテールが印象的で、応援でもかなり目立つ存在でした。そんなお母様も現役の体操選手です（50代で復帰）。パワフルなお母様ですね!!

内村航平さんが体操の英才教育を受けてきたのも納得ですね!!

「しくじり先生」に出演し、自らのしくじりを語った周子さん。そこでは子離れができなかったことがいけなかったと語っていました。

子離れができなかったため、応援に来ても目立つ存在だった周子さんは、名物お母さんとなってしまい、もう応援には来ないでと息子に言われ、泣かれてしまったというエピソードも・・。

しかし自分も変わろうと、メールや電話のやりとりも断ち、子離れをしたそうです。そうして現在は元通りの親子関係になったのだとか。良かったですね!!

そんな干渉しすぎる親元を離れ、中学校卒業後に一人上京した内村航平さん。実は中学生の時はほとんど無名だったようです。意外ですよね。

開花し始めたのは、親元だと甘えてしまうということで上京し、体操の名門と言われる朝日生命体操クラブに入ってからだったそうです。

それから体操づけの毎日を送り、その後は日本体育大学に進学します。親離れをしたことをきっかけにはっきり自分の夢に近づいて行くようになったんですね。

寡黙で思慮深いお父様とパワフルで家族思いのお母様、静と動の役割を上手く担っていますね。体操の英才教育を受けて育ってきた内村航平さん。このご家族あっての活躍だったと言えますね。

内村航平さんは日体大時代の後輩でもある千穂さんと2012年に結婚。斗碧（とあ）ちゃんと千翠（ちあ）ちゃんという二人の娘にも恵まれました。

千穂さんの支えもあり、体操選手として偉業を成し遂げてきた内村航平さん。夫婦仲は良好と思われていましたが、2022年1月に内村航平さんが引退を発表した直後、内村さんから千穂さんへのモラハラ疑惑と離婚トラブルが報じられました。

モラハラを受けた千穂さんは、体重が一時33キロにまで激減するほど精神的に追い込まれてしまったといいます。娘2人と自身の実家に帰省しているときに「離婚の意思は変わらないのでとりあえず別居します」と、内村さんからLINEで一方的に離婚と別居を告げられたそうです。