そんな干渉しすぎる親元を離れ、中学校卒業後に一人上京した内村航平さん。実は中学生の時はほとんど無名だったようです。意外ですよね。

開花し始めたのは、親元だと甘えてしまうということで上京し、体操の名門と言われる朝日生命体操クラブに入ってからだったそうです。

それから体操づけの毎日を送り、その後は日本体育大学に進学します。親離れをしたことをきっかけにはっきり自分の夢に近づいて行くようになったんですね。

寡黙で思慮深いお父様とパワフルで家族思いのお母様、静と動の役割を上手く担っていますね。体操の英才教育を受けて育ってきた内村航平さん。このご家族あっての活躍だったと言えますね。

内村航平さんは日体大時代の後輩でもある千穂さんと2012年に結婚。斗碧（とあ）ちゃんと千翠（ちあ）ちゃんという二人の娘にも恵まれました。

千穂さんの支えもあり、体操選手として偉業を成し遂げてきた内村航平さん。夫婦仲は良好と思われていましたが、2022年1月に内村航平さんが引退を発表した直後、内村さんから千穂さんへのモラハラ疑惑と離婚トラブルが報じられました。

モラハラを受けた千穂さんは、体重が一時33キロにまで激減するほど精神的に追い込まれてしまったといいます。娘2人と自身の実家に帰省しているときに「離婚の意思は変わらないのでとりあえず別居します」と、内村さんからLINEで一方的に離婚と別居を告げられたそうです。

実は内村航平さんの母親・周子さんと嫁・千穂さんは、結婚当初から不仲が噂されていました。周子さんは、2013年に千穂さんが露出度が高い服にピンヒールを履いて航平さんの試合会場に現れたことでイライラしていたといいます。

また、長女を妊娠中の千穂さんに、周子さんが「本当に航平の子ですか」という言葉を投げかけたとの報道もありました。

千穂さんは、試合会場で周子さんらと顔を合わせることにも大きな負担を感じるようになっていたようです。嫁姑問題も原因となり摂食障害と診断され、心療内科に通院するようになりました。

しかし、結婚当初には「何かあったら俺が守る」と言ってくれていた内村航平さんからは「理解できない。自分の脳のことなんだからコントロールしろよ」という何とも冷たい言葉がかけられたそうです。

内村航平さんのモラハラ離婚が報じられた後、母親の周子さんは、「よくわからないんですよ」としながらも、報道の内容は千穂さんの両親がリークしたことなのではないかと週刊誌の取材に答えました。

周子さんは千穂さんの両親とは「ちゃんとお話ししたことが今までもない」と明かしており、嫁姑の間だけではなく両家の間にも深い溝が生じていることが判明しました。

バラエティ番組などで見る明るい周子さんからは、嫁姑問題を抱えているようには感じませんし、内村航平さんという素晴らしい体操選手を世に送り出した立派な母親であることには間違いありません。

また、内村航平さんにも言い分があるでしょうし、心身に不調をきたしてしまった千穂さんやかわいい娘さんたちのためにも、みんなで話し合いより良い形でトラブルが解決することを願っています。