「1つだけお願いがあるんだけど」と切り出す渡辺さん。「安否確認のために、1日1回はLINE送ってくんない？」と頼むと、「えぇー…　多くない？　1日1回って…　多いよ…」と苦い表情を見せる杏さん。「だって3回くらいボタン押せば済む話じゃん」と渡辺さんに押され、「善処します」と杏さんは渋々、答えていました。名俳優も、1人の父親。ちょっとすねながらも娘に「お願い」する姿はなんともほほ笑ましく、杏さんの明らかに嫌な顔ですら“親子らしさ”を感じ、ほっこりさせてくれるものがありました。

きっかけは『週刊文春』（4月6日号）が報じた、アナウンサー・田中みな実似の36歳美女とのニューヨークでの逢瀬の一部始終。しかも、10枚以上のプライベートショットまで掲載されており、スクリーンでは決して拝めない謙さんの素顔まで暴露されてしまったのだ。

渡辺とは3年ほど愛人関係にあったというこのA子さんは、もとは大阪の北新地にある高級クラブで働いていたホステス。現在は店を辞めてジュエリーデザイナーをしているという。

――子どもたちの反応は？
彼らも立派な社会人ですし、家庭も持っていますので、一応報告はちゃんといたしました。いずれにしても親子の縁はなかなか切れないですから、これも僕が一生背負って、ゆっくりと関係を修復していくしかないのかなと思っています。（杏の様子は？）僕もそれ以降はまだ連絡はしていないので。（孫に会わせてもらえそう？）こればっかりは双方の気持ちもありますからね。

――きょうは奥様から叱咤激励はありましたか？
いや、叱咤はないです。（連絡のペースは）お互いに仕事もしていますので、時間が空いた時ということになると思います。

――どんな夫婦関係？
わかりません。こればっかりはいろんな形があると思いますので。（奥様を愛している？）それも僕が言える立場ではないので。

「渡辺と南の間には、”婚前契約”が結ばれていたといいます。それには、夫の不都合で離婚した場合、財産は南に譲渡する旨も書かれていた。渡辺は南ががんで苦しんでいる間、2年半にもわたり不倫を続けていました。そんな彼に対して、南は『いまでも許せない』と怒りを収める様子もない。’15年に建てた世田谷の5億円豪邸を含め、彼は財産のほとんどを失うでしょうね」

渡辺は6月30日、報道各社に送付した文書で「この春、婚姻届を出させていただきました。のんびりとやってまいります。今後ともよろしくお願いいたします」と報告。

「渡辺さんはすっかりこの土地の人ですよ。近所のラーメン屋さんにも彼女と一緒にいらして、とりわけワンタンメンがお好き。地元のスナックでも仲間ができて、一緒にゴルフにも行っているのだとか」

渡辺の再々婚について質問が及ぶと「びっくりしました」と第一声。その上で「私にとっては過ぎ去った季節のことなので。まずはおめでとうございます」と祝福。そして「誰もが幸せになるために生まれてきたので、今回の作品と共通するんですが、いろんな季節を経て、いろんな時間を誰かと過ごして実りある人生を築いていく。本当に今日のテーマと『これだけは分かっている』という作品と共通する」と語った。そして「私は、同じ時間を過ごす人間ではないんですけど、結婚したからには幸せになっていただきたいという気持ちです」とメッセージを送った。