ジャンル：教養バラエティ番組
制作局：テレビ朝日
演出：北野貴章
プロデューサー：
畔柳吉彦（GP）
梶山貴弘
金井大介 ほか
出演者：
若林正恭（オードリー）
吉村崇（平成ノブシコブシ）
しくじり先生（講師ゲスト）
しくじり学園生徒（ゲスト数名）

しくじり先生は、過去に過ちをおかした芸能人の話を聞いて教訓を学ぶという番組でした。特番からレギュラーになり、好評だった番組でしたが、打ち切りになってしまいました。なぜ打ち切りになってしまったのでしょうか。

しくじり先生は、2017年9月24日をもってレギュラー放送を終了し、金曜枠でのレギュラー放送開始からわずか3年で終わることとなりました。なぜ打ち切りになってしまったのでしょうか。

中田敦彦さんはしくじり先生のレギュラーでしたが、松本人志さんを批判したことでレギュラーをなくすための圧力がかかったのではと言われているのです。発端は、脳科学者の茂木健一郎さんのツイッターでした。

このツイートに対し、松本人志さんが持論を展開しました。「ワイドナショー」内で、全く腹は立たないが、茂木健一郎さんはセンスがない、お笑いを分かっていないなど批判したのです。腹が立ってはいないとはいえ、ピリピリした雰囲気が伝わってきます・・・。このあとに中田敦彦さんは、茂木健一郎さんを擁護するような発言をしてしまうのです。

この騒動について吉本興業からも松本人志さんに謝れと言われたという中田敦彦さん。しかし謝ることもなく険悪ムードに・・・。吉本興業を支えてきた大先輩の松本人志さんにその態度はないのではないかとなったわけです。これがきっかけでレギュラーのしくじり先生は打ち切りになったのではという説があります。

一方で、視聴率低迷が理由なのではという声もあります。実際しくじり先生は、ゴールデンに進出したあとに視聴率が低迷していることがささやかれていたそうなんです。番組打ち切りに最もよくある理由ですね。

実はこの番組、かなりのスタッフの労力を要するそうなんです。しくじりゲストのエピソードをまとめた分厚い教科書を用意したり、キャスティングも時間がかかる模様。視聴率低迷でスタッフ数も減るなど、かなりの負担になっていたようですね。

さらに、しくじり先生は毎度過去に過ちを犯して干された芸能人をキャスティングしなければなりません。しかも、番組的に時効になった芸能人というのも条件に入ってきます。毎週そのようなゲストを呼んでいると、ネタ切れになってしまうのです。

実際に、最近では偉人を紹介するなど、趣旨の違う企画も始め迷走しているのではとの声もありました。この状況では、毎週レギュラーを続けるのも限界だったのかもしれませんね。ネタ切れが発生する番組は長続きしないイメージがあります。