ビートたけし・フライデー襲撃事件の一部始終を総まとめ
お笑い界の重鎮、ビートたけしさん。いまだにテレビで見ない日は無いと言えるほど活躍されていますが、そんなビートたけしさんが過去に起こした『フライデー襲撃事件』をご存知ですか?何やら色々な事が重なり合って生まれてしまったこのフライデー襲撃事件について調べてみました!
電話でケンカの様な言い合いになり、勢いで『行ってやる』『来い』のようなやり取りがあったのかと推測されますね。
行ったら行ったでその記者が居ないなどというので、収まらなくなって暴力事件に発展したのではないでしょうか。
つまみ枝豆は呼ばれなかった!
しかし、その際、枝豆と、井手らっきょ(57)と、ラッシャー板前(53)の3人だけが不参加だったという。井手らっきょは彼女の家にいて連絡が取れず、ラッシャー板前は痔で入院中。ところが、枝豆は自宅にいたにもかかわらず、連絡が来なかったのだとか。
つまみ枝豆さんはテレビで見る限りニコニコと温厚そうに見えますが、実は若い頃は札付きの悪だったようで、木刀片手にソ連領事館を襲撃したこともあるとかないとか…。
そんな武闘派のつまみ枝豆さんだったので、『ビートたけしの一大事とあらば命を懸けるかもしれない』、そう思ったビートたけしさんはわざと呼ばなかったのです。
「僕はたけしさんしか見えない人間だったので、何かあった時には体を張ろうかな、もう死んでもいいや、と思っていた。そんな気持ちをたけしさんがわかっていたのか知らないけど、『枝豆には電話するな』って」と、呼ばれなかった理由を明かした。
その証拠に、この事件をあとから知ったつまみ枝豆さんがフライデーの事務所や事件被害者が行っていた記者会見場に乗り込んでいかないようにと、勾留先の大塚署に頼んで電話をかけていたのです。
たけしが逮捕されたことを受け会見を開いていた講談社に乗り込もうとしたが、その時大塚署からたけしの電話。「みんなの面倒は見るから、勘弁してくれ。今は動かないでくれ」と言われて乗り込みも中止したという。
この電話がなかったら、今のつまみ枝豆さんは無かったかもしれませんし、ひいては現在のビートたけしなる存在も無かったかもしれません。
この辺り、さすが頭の切れる男だなという気がしますね。
そんな男気は逮捕時にも…
「師匠が“こいつら、みんな俺の言ったことは聞くから、わっぱだけは勘弁してくれないか”と言ったんです。カッコよかった。で、師匠が先にエレベーターに乗ってボソボソッと言った。“俺についてきてくれてありがとう、俺はお前らを一生面倒見る”。約束が守られているかどうかは別にして(笑)、このセリフは僕にとって一生の宝物です」
あくまでも弟子をかばうその男気に、たけし軍団の面々はますますほれ込んだに違いありません。
フライデー襲撃事件の真実は???
フライデー襲撃事件の第一人者として(?)報道された東国原英夫さん(そのまんま東さん)は、2016年の取材でこのように答えています。
僕は最後に乗ったから、5階に着いてドアが開いたら一番前なんです。待ち構えたカメラにカシャカシャと撮られて、翌朝の新聞に“東、先頭を切る”と書かれました
「消火器や傘を使ったのは僕だという報道があったんですけど、最初に傘を振り回したのは柳ユーレイです。彼が相手を殴ったら傘が曲がって、針金が出ている傘は凶器だから、元通りまっすぐにして証拠隠滅しようとしてたら、警察に見られた。編集部員のフリして私服警官が3、4人紛れていたんですね。で、15分くらいして“それまで!”と声がかかった。有無を言わせず現行犯逮捕です」
「警察の方が“お前がこの事件の首謀者らしいな”と言うので、僕はビックリしちゃって“みんなに聞いてください”と言ったら“全員そう言ってる”と。たけしさんに迷惑がかからないように、みんな“首謀者はそのまんま東です”って答えていたんです(笑)」
様々な事実や憶測や飛び交っているせいで、いまいち真実がどうなのか見えてこない事件でもあるフライデー襲撃事件。
しかし当事者であるキドカラー大道さんが、今出回っているまとめ談などはほぼ嘘であると断じています。
俺が言う事でもないが、フライデー事件を論じるなら公式なドキュメント『たけし事件〜怒りと響き』(太田出版)ぐらい読めと言いたい。ネットで出回るまとめや美談は不正確極まりなく、ほぼウソレベル。軍団も虚言が多いし、全現場にいたのは俺と殿だけだが、殿自身ももはや記憶が曖昧なんだよな。
— キドカラー大道 (@kdcl_ohmichi) 2018年1月6日
事件の当事者全員がお笑い芸人ということもあり、みんながちょっとずつ面白おかしく脚色していけば真実が分からなくなってしまいますからね…。
ただ、キドカラー大道さんによると、「そのまんま東が一番先頭で乗り込んでいった」という事実は無く、一番手は自分だった、ということです。
ビートたけしのフライデー襲撃事件についてまとめ
・1986年に起きた「フライデー襲撃事件」とは、週刊誌に腹を立てたビートたけしが弟子の軍団を11人引き連れて殴り込みに行った事件である。
・フライデー襲撃事件が起こったきっかけは、当時ビートたけしが交際していた女性に対し、記者が行き過ぎた取材を行ったことであった。
・フライデー襲撃事件については様々な憶測や飛び交っているが、当事者であるキドカラー大道によると、出回っているまとめ談などはほぼ嘘であると断じている。
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フライデー襲撃事件を起こした際、ビートたけしさんは自分の弟子であるたけし軍団総勢11名を引き連れて講談社へ殴り込みに行きました。
しかし、軍団の中でもトップの位置にいたであろう井出らっきょさん、ラッシャー板前さん、つまみ枝豆さんの3人は呼ばれなかったというのです。
正確に言うと、井出らっきょさんは愛人のオネエチャンの家に居たため連絡が取れず、ラッシャー板前さんは痔の手術で入院中で来られず、ということで、「行けるのに呼ばれなかった」のはつまみ枝豆さんだけだったと言われています。