大竹まことさんの息子は、大竹涼太（おおたけりょうた）さんという男性で、大竹まことさんが所属する芸能事務所「ASH&Dコーポレーション」のマネージャーとして勤務しています。

いわゆる、「コネ入社」が非常に疑われますが、大竹涼太さんは、コネ入社の疑いを振り払うほどの人気を獲得しています。そのきっかけとなったのが、テレビ東京系列で放送されている人気バラエティー番組「ゴッドタン」への出演です。

「ゴッドタン ～The God Tongue 神の舌～」は、2005年から放送されている長寿番組で、「キス我慢選手権」をはじめ、数多くの名物企画を生み出してきました。おぎやはぎ、劇団ひとりさんがレギュラーを務め、東京03やバナナマンが準レギュラーとして1部の企画に出演しています。

大竹まことさんの息子である大竹涼太さんは、東京03のマネージャーを務めており、人気コーナー「芸能人マジ歌選手権」に角田晃広さんと共にミュージシャンとして度々出演し、人気を獲得しました。

「芸能人マジ歌選手権」では、審査員のメンバーたちを笑わさずに歌を歌いきる芸人たちのための企画です。しかし、「マジ歌」と言いつつも、出演する芸人たちは、全員笑わせる気満々のコミックソングなかり歌い、歌を歌いきる目的ではなく、「審査員を笑わせる」ことが真の目的の企画です。

大竹涼太さんは、同企画でピアノやキーボード演奏を度々披露しており、才能の無駄遣いと言えるほど演奏技術が高く、逆に審査員たちの笑いを誘っています。角田晃広さんとの相性も抜群で、東京03のコントよりも、マジ歌の角田晃広さんと大竹涼太さんの方が面白いと評価する人も少なくない程です。

芸能人マジ歌選手権は、ゴッドタンの企画の中でもトップクラスの人気があり、特別企画として日本武道館でライブを開催したことがあります。大竹涼太さんも、角田晃広さんとステージに立っており、得意の楽器演奏を披露しています。

日本武道館は、ビートルズが来日して演奏したことがきっかけで「ロックの聖地」とも呼ばれている場所です。そのような特別な場所で、普通の会社員がステージに立ったことというある意味で伝説を残しました。

父親も、1991年から1992年に開催されたX JAPANのイベントの司会者として日本武道館のステージで活躍したので、親子2代に渡り日本武道館のステージに立ったことになりますね。

一般の会社員でありながら、テレビ出演でファンを開拓した大竹涼太さん。しかし、妹が逮捕されてしまったことで、今後はテレビ出演を自粛する可能性が考えられます。

今のマジ歌選手権には、大竹涼太さんの存在は絶対に欠かせません。そのため、多くのファンが今後の動向を不安視しています。

娘である大竹美波容疑者の事件を受けて謝罪した大竹まことさん。自身は犯罪に手を染めてはいないものの、今回の事件とは比較にならないほどの事故に巻き込まれたことがありました。

事故が発生したのは1996年8月8日のことでした。東京都杉並区の道路を車で移動していたところ、信号無視をしたオートバイと衝突事故が発生してしまい、オートバイを運転していた男性が帰らぬ人となりました。

事故のきっかけが、相手の信号無視によるものだったため、大竹まことさんには一切責任がありませんでした。しかし、ひとりの人間の命が失われてしまったため、大竹まことさんは深く傷つき、2週間の謹慎期間を挟むことになりました。

謹慎期間後は、テレビ・ラジオに復帰して芸能活動を再開し、現在も活躍を続けています。しかし、事故の真相を知らない人たちからは、「大竹まことが殺人事件を起こした」と勘違いされてしまい、大竹まことさんがテレビに出演し続けることに不快に思う、という人も少なくありません。