名前：六角精児(ろっかく・せいじ)

本名：山地克明(やまじ・かつあき)

生年月日：1962年6月24日

出身地：兵庫県(育ちは神奈川県相模原市)

所属：劇団扉座

マネジメント提携：舞プロモーション

俳優として、唯一無二とも言える存在感を放っている六角精児さん。

『六角』という名前は珍しいな、と思ったら、芸名だったんですね！

どうして六角精児という名前になったのかと言うと、劇団の先輩から「とにかくインパクトのある名前を」ということで付けられたそうで、『精児』はなんと『精子』から取ったんだとか。ちょっと驚きです。

学習院大学へ入ったものの劇団の活動などに夢中になり2年から進級できず、しかも同時期にギャンブルにハマってしまったんだそう。

家庭教師のアルバイトをしていたそうですがそのバイト代だけでは足りず、学生時代には学生ローンからお金を借り、その後は消費者金融や周囲の知人から借金をしてまでギャンブルをしていたんだとか！

完全なるギャンブル依存症ですね…。1000万円とも言われる借金を返し終わったのは40代の時だったそうですよ。

そんな六角精児さんでしたが、役者として有名になってきたのは2000年に入ったころから。

2006年に出演したテレビドラマ『電車男』で知名度を上げ、そこからテレビドラマのレギュラーが増えていき、先述のように借金を返済しました。

その後様々な作品に出演し、今では唯一無二の存在感を放つ個性派俳優と呼ばれるまでに人気となった六角精児さん。

俳優としても人気ですが、実は隠れた(？)才能として、歌やギターも得意なんだそう！

CDも出していますし、コンサートも度々行っているそうですよ。

是非一度その歌声とギターを聴いてみたいですね。

『相棒』は2000年からテレビ朝日で断続的に放送されているドラマシリーズで、2018年までに16作品を数える大人気作品となっています。


しかも、今はテレビドラマといったら1クールで終了のものが多いですが、相棒は1シーズンごとに18回～21回と、2クール分放送しているのです。

このことからも『相棒シリーズ』の人気の高さがうかがえますね。

テレビシリーズのみならず、映画化もされ、これまでに4本の劇場版が公開されています。

六角精児さんは、そんな大人気シリーズの『相棒』で鑑識の米沢守という役を演じていらっしゃいました。

第1シーズンより前のプレシーズンから登場していたキャラクターで、水谷豊さん演じる杉下右京に協力的な人物として、視聴者からの人気も高い役どころでしたね。

六角精児さん演じる米沢守の人気は高く、2009年にはその米沢守を主役としたスピンオフ映画『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』が劇場公開されました。

このように広く視聴者から愛されていた六角精児さんの米沢守でしたが、『相棒 シーズン14』の終了をもって降板したという噂が流れだしたのです。

相棒を降板したことは発表していた六角精児さんでしたが、いったいなぜ降板したのかという理由は明らかにされていませんでした。

相棒は人気のテレビシリーズなのでこの先も続いていくことは容易に考えられますし、しかも米沢守も人気のキャラクター。ご自身でも言っていた通り、「定期収入」が無くなってまでも降板するということは、よっぽどのことがあったのでは、実は主演の水谷豊さんと不仲だったのでは、という勘繰りまで出てきていました。