ボストン・レッドソックス時代はまだここまで太っていませんでしたが、ニューヨーク・メッツの頃にかなり体重が増加したようです。

福岡ソフトバンクホークスに入団する頃には、以前の松坂大輔さんの面影はなくもはや別人となっていました。

いくら投手は太っていてもできるとはいえ、体全体に肉が付いていては以前のような剛速を打ち出すことは難しいのではと言われるようになりました。

この松坂大輔さんの激太りは世間に衝撃を与えました。また妻である倫世さんの食事などのサポートが受けられていないことも関係していると、批判の矛先は妻・倫世さんにも向いたようです。

激太りの上に、満足行くような成績も残せていなかった松坂大輔さん。しかし福岡ソフトバンクホークスとの契約は3年で12億円という大きな契約となっていました。

結果が出せないのに、高額報酬を受け取っている松坂大輔さんに対して世間では給料泥棒だなどという辛辣な批判も出ていたようです。

先ほどもご紹介したように、子供の教育費に年間約1000万もかかっている状態。

この教育を維持していくために、引退することができないのではないかとも言われていました。

また倫世さんはボストン内にある高級住宅を借りているようです。ひと月の家賃がなんと、およそ400万円もするんだとか。

こんな贅沢な暮しを支えるために、引退をしなかったんでしょうか!?

日本でプレイをしていた時代から、メジャーで活躍していた時代を合わせて約60億円稼いでいたと予想される松坂大輔さん。

ソフトバンクとの契約最後の年になって博多に高級マンション購入と言う不可解な行動も見られたんだそうです。

「家族を呼び寄せるのか？」や、「子供たちが巣立ったら奥さんと暮らすのでは？」など、さまざまなことが言われましたが、どうやら真相は節税対策が濃厚でしょう。

なぜなら名義は松坂大輔さんではなく、個人事務所名義だったからです。節税対策とはいえ、活躍されていない松坂大輔さんにはいささか悪目立ちしてしまうニュースとなってしまったようです。

しかしもしかしたら先見の明のある奥様の指示だったかもしれません。そうなると海外で離れていてもしっかり松阪選手のことを見ていたのかもしれませんね。

松坂大輔さんは2018年には中日ドラゴンズに移籍。活躍に向けて－10kgものダイエットも成功させ意欲を見せていました。

2018年シーズンは6勝4敗の成績を残しています。しかし、2019年は春のキャンプで肩を故障し、思うような結果が残せず10月に退団することが決まりました。

その後、2020年に古巣である西武ライオンズに復帰した松坂大輔さん。しかし、新型コロナウイルスの影響で開幕が遅れる中、首の痛みと右手のしびれを訴え、7月に脊椎内視鏡頸椎手術を受けたことを発表しています。

リハビリを続けるも右手のしびれは回復せず、2020年・2021年と実戦登板を果たすことができませんでした。

けがに悩まされながらも現役を続行してきた松坂大輔さん。しかし、「これ以上チームに迷惑をかけられない」と球団に引退の意向を伝え、2021年7月7日にシーズン限りで現役を引退することが発表されました。

2021年10月19日、松坂大輔さんの引退会見と引退試合が行われました。

松坂大輔さんは会見の中で、家族には「たくさん苦労をかけたけど、長い間サポートをしてくれてありがとう」と伝えたことを明かしています。

日米通算170勝を挙げ、41歳まで現役を貫いてきた松坂大輔さんには、多くの引退を惜しむコメントが寄せられました。

引退後は指導者になってほしいとの声も出ていますが、家族のいるボストンで生活していくとみられています。松坂大輔さん本人も今後は家族と過ごす時間を増やしていきたいと語っていました。

松坂大輔さんがどのような道に進まれるのか、注目が集まっています。