不倫騒動後、日本に居づらくなったという乙武洋匡さんは2017年に世界一周の旅に出て、一年ほどかけて37の国と地域を歴訪しました。

LGBTや障害者、難民など、世界のさまざまなマイノリティと触れ合うことで、人権や多様性などについて考えを深めることができたようです。

旅から帰国後は、以前のように幅広く活動している乙武洋匡さん。

世界一周について綴った『ただいま、日本』（2019年）や、二足歩行に挑戦する「乙武義足プロジェクト」の全貌を描いた『四肢奮迅』（2019年）、LGBTQを題材にした小説『ヒゲとナプキン』（2020年）を出版するなど、作家としての活躍が話題です。

他にも、タレントやコメンテーターとしてメディアにも出演しています。2022年にはYouTubeチャンネル「乙武洋匡の情熱教室 - Limitless OTOYouTuber」を開設し、YouTuberとしての活動も開始しました。

乙武洋匡さんは2018年から義足をつけて自力歩行することを目的とした「乙武義足プロジェクト」を開始。

2022年には、国立競技場でロボット義足をつけて117メートルの歩行に成功しています。

不倫騒動で世間からのイメージが悪くなってしまった乙武洋匡さんですが、乙武洋匡さんだからこそできる活動や挑戦を続けているようです。

挑戦を続ける乙武洋匡さんは、2022年には参院選に東京選挙区から無所属で出馬しています。

結果は約32万票を獲得するも落選となってしまいましたが、今後も多様性のある社会の実現のため活動を続けていくとのことです。