現在は、発売する新曲が全てオリコン週間ランキング1位を獲得しているB'zですが、初めて1位を獲得したCDが「太陽のKomachi Angel」でした。そのため、B'zの二人にとっても思い入れの深い楽曲でしょう。

2003年には、高音質にリマスターされたマキシシングルとして再発売されました。

長い曲名が話題にもなった「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」は、「究極のわがまま」をテーマに制作されました。また、主題歌となったテレビドラマ「西遊記」の世界観を意識した雰囲気も取り入れられています。

ライブに向いていると思われがちな楽曲なのですが、ライブではあまり演奏されることはありません。これは、メンバー自身が、ライブ向きの楽曲ではないと感じたためで、テレビ番組でも滅多に披露されていません。

数々のシングルCDを100万枚以上売り上げてきたB'zですが、唯一200万枚を超えたシングルCDが、「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」でした。

2003年にはリマスタリング盤として再発売されましたが、その際もオリコン週間ランキング5位を記録するヒットを飛ばしました。

B'zが発売してきたシングルCDで歴代2位の売上を誇る「LOVE PHANTOM」は、情熱的な歌詞と長いイントロ部分が話題となった楽曲です。音楽番組に出演する際にも頻繁に演奏されていることから、B'zファンでなくとも知っている人も多いでしょう。

「LOVE PHANTOM」は、シングルとして発売する予定ではなく、1995年のライブツアーの演出のために制作された楽曲でした。近年のライブでも演奏する機会も多いことから、発売から20年以上経過した現在も、根強い人気を誇っています。

B'zのファンを公言しているブラックマヨネーズの小杉竜一さんが、テレビ番組で「LOVE PHANTOM」を熱唱したことがありました。その際、歌唱力があまりにも個性的だったことから、さまざまな意味で話題を呼びました。

「ultra soul」は、B'zのファンに最も人気が高い楽曲です。B'zの楽曲は、ライブを意識したものが数多く存在しているのですが、その中でも一番ライブで盛り上がる定番の楽曲となっているからです。

2001年3月の発売以降、毎年ライブで披露されており、曲の最後のフレーズを会場の観客全員と叫ぶ流れは、ライブの名物といってもいいでしょう。

「2001年世界水泳選手権」のテーマソングとして起用されたのですが、人気の高い楽曲だったため、2011、2013、2015、2017年に開催された世界水泳選手権にもテーマソングとして起用され続けています。

聴いているだけで力が湧いてくるようなパワフルな楽曲揃いのB'zですが、「ultra soul」というタイトルだけあり、B'zの楽曲の中でも最も元気が出る曲として知られています。

カラオケでもよく歌われる人気曲でもあるので、友人や恋人とカラオケに行った際に聞いたことがあるという人も多いかもしれませんね。

あまりの人気の高さゆえか、「ultra soul」には複数のバージョンが存在しています。

32枚目のシングル「GOLD」に収録されている「ultra soul splash style」や、12枚目のアルバム「GREEN」にはギターソロなどが異なるバージョンが収録されています。

また、ライブでのアレンジに近い「ultra soul 2011」も18枚目のアルバム「C'mon」に収録されており、2枚のオリジナルアルバムに収録されていることからも、人気の高さが伺えます。