小学生くらいまでの男子って、「絶対自分の負けを認めない性格」の子、一人くらいいませんでしたか？

原口元気さんって、とんでもなく負けず嫌いで、そしてそれを外にむき出しにしてしまう子供っぽい性格なのでは、と思います。

まず最初のエピソードは、まだプロ2年目の2009年のこと。

練習中にエジミウソン選手にファールをされてブチ切れた原口元気さん。「謝れよ！」と怒鳴りつけたんだとか。

エジミウソン選手も対抗して小競り合いになったそうですが、練習後に和解したということです。

ファールされて「謝れよ！」なんて、多分普通の日本人選手は言わないですよね…。外国人だろうが先輩だろうが向かっていくその根性は凄いと思います。

2011年には、浦和レッズのチームメイトだった岡本拓也さんがふざけてボールを当ててきたことにブチ切れ。

チームメイトやコーチに止められてもキレ続け、倒れた岡本さんの左肩を思いっきり蹴り飛ばしたそうです。

岡本選手は左肩関節脱臼の怪我をし、全治3週間という診断を受けます。このことを重く見たクラブは、原口元気さんに対してけん責処分、さらに一週間の謹慎を命じました。

けん責と一週間の謹慎って、結構軽い処分のような気がしますが…

3つめは2012年。柏レイソル戦でスタメンで出場していた原口元気さんですが、前半の27分で交代を告げられてしまいます。

この采配に不満を持った原口さんは監督に抗議しようと詰め寄り、チームメイトから制止を受けます。

しかし怒りは収まらず、試合後の挨拶もせずにさっさと帰宅するという勝手な行動をしてしまいました。このことは翌日に自らチームメイトに謝罪したそうです。

2013年にも監督にブチ切れを起こしています。

これは練習中の紅白戦での出来事で、スタメンで出場していた原口さんが途中交代を告げられると、そのまま監督に向かって突き進んでいったんだそう。

チームメイトが制止すると、ピッチの外にあったクーラーボックスに八つ当たり。

そんな原口元気さんに対し、柏木陽介選手が「いい加減にしろよ！」と怒鳴りつけたといいます。

・原口元気は小学校の頃からサッカーの才能を発揮しており、クラブ史上最年少の17歳で浦和レッズとプロ契約を果たした。

・原口元気はキレやすいことから「性格が悪い」といわれることも多いが、負けず嫌いな性格からきているという声もある。

・原口元気はチームメイトへの暴行や物に八つ当たりするなど、素行の悪さも目立っており、度々話題となっている。