名前：香川照之(かがわ・てるゆき)

生年月日：1965年12月7日

出身地：東京都

身長：171cm

血液型：AB型

別名義：九代目 市川中車(くだいめ いちかわちゅうしゃ)

職業：俳優・歌舞伎役者・ボクシング解説者

香川照之さんは歌舞伎役者の二代目市川猿翁(三代目 市川猿之助)と女優の浜木綿子さんとの間に一人息子として生まれました。

しかし、香川照之さんが1歳の時に父親である市川猿翁さんが家を出てしまい、その後両親は3歳の時に離婚してしまいます。

その為、香川さんは母親である浜木綿子さんの手によって育てられたんだそうです。

大学卒業後に母と同じ道である俳優の道を志し、1989年のNHK大河ドラマ『春日局』の小早川秀秋役でデビューという、華々しいスタートをきります。

その後は30代に入るまであまり目立った活躍はされていませんでしたが、カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した中国映画『鬼が来た！』への出演などがあり、徐々に世間での知名度が高まっていきました。

さらに、NHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』で演じた豊臣秀吉役のおかげで、一般にも広く知られるようになっていきます。

そこからはまさに飛ぶ鳥を落とす勢いと言っても過言ではないくらいの活躍をされていますね！

2004年にはNHK朝の連続テレビ小説『天花』、2006年『アンフェア』、2009年～2011年『坂の上の雲』など数々の話題作に出演。

そして何といっても2013年に出演した『半沢直樹』で演じた大和田常務が当たり役ではないでしょうか。

今でも『香川照之＝半沢直樹の嫌な上司』というイメージは固定されている気がします。

視聴者をイライラさせたあの大和田常務でしたが、実際の香川照之さんはとても頭が良く、努力家、真面目というもっぱらの噂です。

俳優として遅咲きながら大成したのも、やはり努力のたまものなのでしょう。

また、香川照之さんはとても昆虫が大好きで、昆虫のことになると何時間もアツく語るそうですよ。

現在は『九代目 市川中車』を襲名し、一人息子の市川團子さんと共に歌舞伎役者としても邁進している香川照之さん。

演技力の高さには定評のある香川照之さんですから、歌舞伎の世界でもきっと活躍してくれることでしょう。

さて、俳優の世界で大成功を収めている香川照之さんですが、元から俳優志望で芝居一辺倒だった訳ではなく、小さい時から勉学に励んでいたそうです。

これは母親である浜木綿子さんの思惑が絡んでいるそうなのですが、浜木綿子さんは結婚生活わずか1年ほどで捨てた元夫を恨み、「あの人よりも良い学校に入って欲しい」と子供に対して願っていたんだそう。

香川照之さんはこの母の思いをくみ取り、母親の為に勉強に励んでいたといいます。

香川照之さんはなんと小学校の時から都内の名門校「暁星学園」に通っていました。

フランス系カトリックの学校で、偏差値も高いことで有名。朝はお祈りから始まるような、厳粛なカトリックの学園です。

暁星学園は中学・高校は一貫校となり、内部進学しています。

そんな都内の名門校・暁星高校を卒業した香川照之さん。

その後の進学先に選んだ大学は、なんと日本最高峰の大学・東大でした！

香川照之さんは東大の文学部社会心理学科に進学したそうです。

詳しい情報などは分かりませんでしたが、名門の暁星高校からですので、多分現役で合格されたのでしょう。

なぜ東大を…という理由についても分かりませんが、それだけの頭脳をお持ちであったこと、それに付け加えて先述した母親の浜木綿子さんが「元夫よりも上になって欲しい」と願っていたということも大いに関係しているでしょう。

父親である三代目市川猿之助さんは慶應義塾大学の文学部国文学科を卒業されています。

慶応義塾大学よりも上のランクの大学を…と考えると、東大しか選択肢がなかったのかもしれません。

俳優・歌舞伎役者の香川照之さんの出身高校・大学についてをまとめてご紹介しました。

小さいころから勉強に励んで東大まで卒業し、さらにその後も努力を重ね俳優として成功し、更に更に40代になってから歌舞伎の世界へ飛び込むなど、香川照之さんは常に努力の男のようです。

きっとその心意気が演技にも表れているから、人を感動させる演技が出来るのでしょうね。