2017年9月に行われたジャパン女子オープンテニスでしたが、伊達公子さんはこの大会を以て現役を引退すると先に発表していました。

つまり、負けたらそこで引退という大会だったわけです。

伊達公子さんの初戦の相手はセルビアのアレクサンドラ・クルニッチ選手。

伊達公子さんは０－６、０－６という完敗を喫してしまった訳ですが、その後に行われた引退セレモニーでクルニッチ選手が思わず涙するというハプニングもありました。

伊達公子さんと結婚したミハエル・クルムさんは、ドイツ出身で、1970年生まれ。生まれ年は伊達公子さんと同じですが、ミハエル・クルムさんは3月生まれなので学年的には一つ上となりますね。

1988年にドイツ国内のフォーミュラ・フォードでレーサーとしてデビュー。1989年にプロデビューした伊達公子さんとほぼ同じ時期からプロとして戦っていました。

伊達公子さんが現役復帰を決める時にも、夫であるミハエル・クルムさんの後押しがあったのは言うまでもなく、夫はレーサーとして、妻はテニスプレイヤーとして、共に世界と戦う夫婦となりました。

伊達公子さんの試合には度々ミハエル・クルムさんも訪れていたようですよ。

お2人は2001年に結婚されましたが、いったいどんな馴れ初めがあったのでしょうか？

2人が出会ったのは結婚から2年前の1999年。伊達公子さんは既に現役を引退(一度目)されていて、様々な仕事をしていた時でした。

そんな中、ミハエル・クルムさんが出場していたル・マン24時間レースにテレビ局のリポーターとして行っていたことをきっかけに知り合ったそうです。

最初の出会い(おそらくル・マン24時の時点)でミハエル・クルムさんは伊達公子さんに食事の誘いをするなど、気に入っていた様子。

しかし、伊達公子さんは他に交際してる男性がいたそうで、 食事の誘いなどはすべて断ったそう。そのうちに連絡もなくなったそうですが、1年後に再会したんだとか！その辺の詳しいことは分かりませんが、1年後の再会なんてドラマチックですよね。

その時はすでに以前の交際相手と別れていた伊達公子さんはミハエル・クルムさんとの交際を始め、するととんとん拍子に3か月で結婚の話となったんだそうです。

そんなドラマチックな出会いから結婚した2人でしたが、2016年9月に離婚を発表しました。

15年という結婚生活でしたが、なぜ離婚になってしまったのでしょうか。

理由の一つとしては、やはり伊達公子さんが現役に復帰して忙しくなってしまったこともあげられるでしょう。

その他の理由としては、推測でしかありませんが、やはり考えの違いや、少しずつ積み重なったすれ違い…といったところではないでしょうか。

二人の間に子供はいなかったということです。

伊達公子さんは、不妊治療をしていたことをテレビで語っていました。

なんでも伊達公子さんはスポーツ選手として身体を鍛えていたため女性ホルモンのバランスが崩れていたらしく、それが1つの原因ではないかと言われています。