大野画伯の手にかかると、細部までこだわりのある個性的なイラストに変化します。犬は外で待たせているようです。

こちらは野球＋フラミンゴをモチーフにしたイラストです。手でバットを持って構えています。ちゃんと柵の中にいるところも細かく描かれています。

青鬼はサングラスをかけ、手前に誰かの手があります。うまく遠近感が出ており、とってもシュールな絵です。

東京・表参道ヒルズ内の「スペースO（オー）」にて2008年2月21日から29日まで9日間、総合セルフプロデュースで開催しました。

個展では、写真集に掲載されたフィギュア約100点と絵画約20点、写真集の表紙にもなった自身の顔の実寸大でかたどった金色のオブジェや廃材を利用したロボット、自前の一眼レフカメラで撮影した作品スチールやメーキングの様子などに加えて、個展用に創作した巨大なグラフィティなど約200点を展示。

2008年5月には、『FREE STYLE ALL AROUND JAPAN』と名を変え、全国5か所（大阪、名古屋、東京、福岡、札幌）で個展を開催しています。

黒人の方がタバコを吸っている絵を描いています。表情のリアルさが追求され、大野智さんのこだわりが見える絵です。

こちらはゴリラの絵です。大野智がゴリラを好きだからと描いた作品のようですが、この作品にも細部に渡ってこだわりが見受けられます。

こちらは大きなタツノオトシゴの絵です。大野智が「大きなキャンパスを買いに行くのが恥ずかしかったから」という理由で、何枚もの画用紙を無造作に貼り付け、キャンパス代わりにして描いたそうです。

こちらの絵は、後ろの建造物のアーチが描きたかっただけ、という理由で描かれた絵だそうです。一番大きく描かれているリアルなラクダが、一層絵を引き立たせています。一番手前にいる人の表情も、コミカルさが出ており、素晴らしい作品です。

亀梨和也から、大野智に「自分の絵を描いてほしい。」と頼んだそうです。それが10年以上かかっても、絵を描いてもらえることはありませんんでした。

その後、歌番組で共演した際、再度絵を描いて欲しいとお願いすると、大野智から写真を持ってくるように言われ、写真を持っていったそうです。

それを受け、今度こそ書かなくてはと思い、絵を描き上げました。その絵は約1週間かけて描かれた水彩画です。両手を広げた程の超大きなキャンバスで、大野智が絵を持って現れた時は、亀梨和也もとても驚いたそうです。

大野智が主演を務めたドラマ『怪物くん』を描いた有名な漫画家です。他にも『忍者ハットリくん』や、『笑ゥせぇるすまん』を描いています。そんな有名な漫画家の藤子不二雄Aは、大野智の絵は造詣が素晴らしいと語り、絶賛していました。

草間彌生は世界で活躍する芸術家で、今年『世界で最も影響力のある100人』に選ばれました。大野智とは24時間テレビでチャリティーTシャツを共同制作しています。

普段人を褒める事がないと言われている草間彌生ですが、大野智さんの絵を目の当たりにして、「大芸術家、すごい才能を持っている」と褒めちぎっていました。