本名：ダワーニャミーン・ビャンバドルジ
四股名：日馬富士公平（はるまふじこうへい）
生年月日：1984年4月14日
出身地：モンゴル・ゴビアルタイ
身長：186cm
体重：137kg
血液型:O型
得意手：突っ張り、右四つ、寄り、押し出し
職業：元力士

警察官でありモンゴル相撲の選手だった父親の元で育てられた若き日馬富士は、幼少期の頃から、兄弟たちと相撲をとってあそぶほどの相撲好きでした。

2000年7月にモンゴルで行われた相撲大会に参加した日馬富士は、主催者である安治川親方にに定められたことで弟子入りすることになりました。

2001年1月には初土俵を踏み、その当時から、圧倒的な強さを誇っていた日馬富士。数々の戦いを積み重ね、2012年11月には70代目の横綱に昇進しました。

日馬富士は、横綱らしく負けず嫌いな一面があり、力士となる際に父親からも、「泣いても帰らない子供」と断言されるほどの負けず嫌いでした。また、一切物怖じもせず、自身がおかしいと思ったことは伝えないと気が済まない性格なのかもしれませんね。

2017年11月、日馬富士が貴ノ岩に対して暴行を行ったという事件が明るみになりました。

2017年10月25日、モンゴル人の力士が中心となって集められた飲み会で暴行事件が発生し、事件の始まりは、貴ノ岩の態度に問題があったからだと報じられています。貴ノ岩の態度の悪さを見かねた白鵬が、貴ノ岩に対して説教していたところ、スマートフォンを触りだしたことに日馬富士が激怒し、注意の意味を込めて貴ノ岩に対して暴行をふるったとのことでした。

貴ノ岩に対して激昂した日馬富士は、平手で何度も貴ノ岩を叩き、その場にあったリモコンで、貴ノ岩の頭を何度も殴ったそうです。また、ビール瓶で殴られたと報じられましたが、実際はビール瓶で殴られていないことを、日馬富士と貴ノ岩が認めています。

暴行を受けた貴ノ岩は、被害届を提出し、11月22日、鳥取県警が、日馬富士に対して傷害容疑で書類送検することを発表しました。

その結果、暴行事件の責任を取る形で、日馬富士は日本相撲協会に対して引退届を提出し、今後は親方として残ることもできず相撲業界から姿を消す方向とのことです。

暴力という方法で正そうとした日馬富士にも問題はありますが、元々のきっかけは、貴ノ岩の態度に問題があったことが原因で発生した事件でした。そのため、引退まで追い込まれた日馬富士に対して「かわいそう」という声も上がっています。

また、事件に関して、関係者の貴乃花親方や白鵬が無言を貫いていることも問題視されており、日馬富士が一人で責任を取ったこともかわいそうだと思われているみたいですね。

日馬富士は、2010年9月に結婚をしています。

婚約会見の際、「愛の決まり手は？」という力士への質問らしく聞かれた日馬富士は、「首投げ」と回答しました。首投げというのは、力士ならではの隠語で、女性と一夜の関係を結んだことを意味するそうです。

つまり、日馬富士が嫁と結婚を決意した理由は、できちゃった結婚だったからで、嫁のお腹の中には、すでに2人の子供が誕生していました。

日馬富士との結婚式の様子などで、ウエディングドレス姿や着物姿を披露しており、どのような服も似合うほどの美人で知られている日馬富士の嫁。外見は日本人にも見えますが、嫁の国籍は、日馬富士と同じモンゴルの女性です。

日馬富士の嫁の本名は、ムンフジャラガル・バトトールという名前で、数回聴いただけでは覚えられない複雑な名前と感じた人も多いのではないでしょうか？

日馬富士と嫁が出会った馴れ初めは、嫁が国際文化を学ぶために日本に来日したことでした。

岩手大学で留学生として生活していた嫁は、日馬富士の母親を通じて日馬富士と出会い、恋に落ちたそうです。日本に留学できるモンゴル人は裕福層とであることがほとんどですので、日馬富士は良家のお嬢様を嫁にしたことになるでしょう。モンゴルでは、誰もがうらやましくと感じるほどのビッグカップルなのかもしれませんね。

日馬富士には、嫁との間に誕生した3人の子供がいます。長女は2011年に誕生したニャムジャラガルちゃんで、「美琴（みこと）」という、美しい日本名が与えられています。

2012年には次女のヒシゲジャルガラちゃんが誕生し、2014年には初めての男の子であるバトエルデネくんが誕生しました。

日馬富士の試合に家族揃って観戦に来ることも多いため、日馬富士の子供の写真はインターネット上で閲覧することができます。