本名：小橋 照彦
あだ名：テッコ
生年月日：1971年6月8日（46歳）
出身地：北海道函館市
学歴：北海道函館商業高等学校卒

学生時代に地元函館で結成したGLAYのメンバーとして、30年近くにわたって活動しているTERU。結成当初はドラムを担当していましたが、TERUの歌声のすばらしさに気づいたTAKUROの助言によりボーカルに転向。90年代後半に大ブレイクして以降、その歌声で多くの人を魅了しています。

年を重ねることで歌声に劣化がみられるボーカリストも多い中、TERUの歌唱力はむしろ高くなっているとファンの間で評判です。2004年に煙草を止めたことで、声に伸びやかさが増し、さらに上手くなったと言われるTERUの歌唱力について、詳しく解説していきたいと思います！

TERUの歌声の最大の特徴といえば、ハスキーで優しい声質。深く穏やかな低音は安らぎを与え、伸びやかな高音は力強くも切なく響きます。特にバラード曲でその魅力は最大限に発揮され、楽曲の哀愁を際立たせています。

「TERUが歌えばどんな曲でもGLAYになる」と言われるほど特徴のある歌声の持ち主。ライブでX JAPANの名曲「Endless Rain」を披露した時も、美しいハイトーンボイスで、まるで自分の楽曲かのように伸びやかに歌いこなしていました。

また、もう一つの大きな特徴として注目したいのが、歌詞のフレーズの語尾。伸びやかな歌声で伸ばしきるのではなく、息を押し出すようにして脱力してフレーズを終わらせています。この独特の息遣いはフォールオフと呼ばれており、切なさを表現するのにぴったりの歌い方です。

これらの特徴を活かしたミックスボイスは、まさに唯一無二の歌声。裏声とミックスボイスと地声の使い分けを実演したわかりやすい動画があるので、ぜひ参考にしてみてください。

TERUがライブの前日に心がけているのは次の3つだそう。

１）お酒は飲まない
２）辛いものを食べない
３）乾燥させない

さらにコンディションを確実に整えるために、自宅ではなくホテルに泊まるそうです。さすがプロのボーカリスト、徹底しています！

いかがでしたか？TERUの歌唱力の高さと、その歌い方の特徴について解説しました。どんどん歌唱力に磨きがかかっていると言われているTERUの最新の歌声はアルバム『SUMMERDELICS』で堪能することができます。ぜひチェックしてみてくださいね！